北海道 No.09
       (1982/02/23)



AM9:30起床。
今日の船でワシ以外の3人が出ていってしまう。果たして今日、新しいホステラーは来るのだろうか・・・

AM11:00頃郵便局に行き手紙を出し、ターミナルへ。
稚内行きの第7宗谷丸を見送り「さざ波」へ行く。コーヒー(300円)を頼んで、昨年のノートをNo.1から全部読む(No.2がなかった)。57年No.1の4ページ目に落書きをして、現在PM2:45。とりあえず、今日の船ではだれもホステラーは来ていない。YHに戻るのが怖い。でも、そろそろここを出なくては・・・

漁協に行って「足あて」(230円)を買い、奥野商店にパンを買いに行くがなかった。まっすぐYHに戻る。途中、利尻の下の方だけが見えた。
PM3:40YH着。なんと、他にホステラーが1人いた。利尻からの船できたとのこと。とりあえずよかった。
5:45夕飯。7:00頃風呂に入り、そのあとJUKOにTelさせる。何人か北海道入りしているらしい。

11:00ころ部屋に戻り、2人でWhiteを飲もうとコップについだとたんにドアが開き、秀ちゃんが入ってくる。
・・・ヤバイ!・・・秀ちゃんは苦笑いしながら「いいもんのんでるねぇ」「そうか、飲んでるのか。残念だなぁ、せっかく飲みに連れていってやろうと思ったのに」などと、ざーとらしく言った。ワシらは必死に弁解し、拝み倒し、「ライムライト」に連れていってもらう。
秀ちゃんのSuntry角ビンをおごってもらい、1時頃まで飲む。いろいろ話をしたが、相棒が弘前大学医学部だったため、そっち方面の話がかなり専門的になり、ワシはついていけなかった。
桃岩荘のことについても話をし、秀ちゃんが言うには「ここ4年間くらい桃岩荘は守りの状態に入ってしまってよくない。今年は何かをしたい。」との事だった。

店から出ると星がものすごく、北斗七星がどれなのかで秀ちゃんともめた。沖の方に明かりがあったので「あれはイカ釣り船か?」と聞くと、「あれは利尻だ」と、あっさり否定された。



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